記憶の彼方
それから私達は約束の時間までブラブラと歩き回った。私が渋谷に来るのは初めてだと知ったえみは1⚪9に連れてってくれた。

約束の時間まであと10分という時になり、待ち合わせ場所に戻った。

「もうすぐ先生来ますねぇ〜」

「そうだね…。」

「あれ?先輩緊張してます?笑」

「ちょっとだけ…笑」

ちょっとじゃ無くて大分。

不安と緊張しかありませんよ。

どんな顔して会えば良いのか分からない。

如何せん、えみは私が告白したのを知らない。

胸の高鳴りと同時にお腹もキリキリと痛くなる。

「えみちゃんは緊張してないの??」

「そりゃ、少しは緊張しますよ?笑」

「卒業式以来だよね?」

「そうです!半年振りです!」

「私は1年半振りだー。」

「あー。めっちゃ緊張しますよね笑。」

「ドキドキしかしてない。」

時計を見るとあと5分。

…吐きそう(白目)

そんな時、人混みの中に白のブラウスにグレーのパンツ姿、髪を1つに纏めた女性がキョロキョロしているのが見えた。

「あれって」

先に声を出したのはえみ。

「うん。間違いない…。」

それに続ける私。

「「あやせんせー!!」」

私達の声に気が付いた女性は笑顔で手を振りながらこちらに近付いてきた。

「2人とも久しぶりだねっ!!」

1年半振りに見る貴女は少し歳を重ねたと思うだけで何も変わっていなかった。
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