dólce


椎名さんいい子だな…
こういう子に思ってもらえるなんて綾斗は幸せだね…

「じゃあまた昼にな、椎名。」

「うん、綾斗!楽しみにしててよ?じゃあ遥さんも。ばいばい!」

パタパタと去っていく椎名さんの足取りは心なしか軽く見えた。

「…いい子だな、椎名さん。」

「おぅ、あげねぇぞ?」

「ふはっ、人の”彼女”取るような趣味ないから。」

愛おしそうに『あげねぇぞ』なんてさ。
綾斗もちゃんと好きなんじゃん。
でも椎名さんみたいないい子が彼女なら、諦められそう…かな?

< 25 / 27 >

この作品をシェア

pagetop