dólce
椎名さんいい子だな…
こういう子に思ってもらえるなんて綾斗は幸せだね…
「じゃあまた昼にな、椎名。」
「うん、綾斗!楽しみにしててよ?じゃあ遥さんも。ばいばい!」
パタパタと去っていく椎名さんの足取りは心なしか軽く見えた。
「…いい子だな、椎名さん。」
「おぅ、あげねぇぞ?」
「ふはっ、人の”彼女”取るような趣味ないから。」
愛おしそうに『あげねぇぞ』なんてさ。
綾斗もちゃんと好きなんじゃん。
でも椎名さんみたいないい子が彼女なら、諦められそう…かな?