めくるめく恋心
から揚げを無理矢理頬張った。取りあえず何かしてないと泣いちゃいそうだった。


「心」

「ん?」

「そんながっつくと喉詰まらせんぞ。 お茶も飲め。」


うーちゃんから緑茶の入った紙コップを受け取り、一気に飲み干した。

_冷たくて美味しい。


「結子ぉぉぉ〜!!」


急に欄先輩が大きな声を出したからビックリした。

名前を呼ばれた結子先輩が首を傾げてやってきた。


「急に何? ってか、ここイケメン揃い過ぎでしょ。 何人か貸してよ。 あ、輝夫以外ね。」

「お前ふざけんな!!」

「輝夫煩い。 中学ん時にさ、カッコイイって騒いでた男バスの子って早瀬って子だったよね?」

「そーそー、早瀬君ちょーイケメン。 ってか何その懐かし話。 よく覚えてたね。 今の今までそんな事忘れてたっつーの。」

「たまたま話題に上って、たまたま結子が近くに居たから確認してみただけ。」

「もしかしてそんだけで呼ばれたわけ? 信じらんな……あ〜〜〜〜!!」


_え!?

結子先輩と目が合ったと思ったら急に叫ばれた。


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