俺、兄貴になりました③
その後、何とか仕事を終えて翌日帰宅の路についた。
「お疲れ!ゆっくり休めよー」
「おう、ありがとな」
和馬と別れて、玄関の前に立つ。
ドアノブに手を掛けるけど、開ける勇気が出ない。
あいつらは、どんな顔をするんだろう。
俺をみて、拒絶するだろうか。
「情けねぇな、俺…」
しっかりしろ。
長男がこんなんじゃ、あいつらだってどうしていいか分かんねぇだろ。
ぐっとドアノブを握り、思い切ってドアを開いた。
「ただい…」
「「おかえりー!!&誕生日おめでとー!!」」
え…?