期間婚〜彼と私の微糖な関係〜
「電話にでてくれてありがとう」
「無理…しないでね」
そう言って切った電話。
ひさしぶりに聞いた若社長の声
心臓が締め付けられるみたいに苦しかった。
切なかった…
会いたい
そう思ってしまった。
彼の顔をみて
私はちゃんとお別れができるのだろうか…?
泣かない自信はもてなかった。
泣いてしまうに決まっているから。
翌朝、休日に早起きした私は部屋の掃除に勤しんだ。
引っ越し会社にも連絡をして荷物の見積もりをしてもらった。
ボロアパートは、若社長が家賃を支払っていてくれていたみたいでいつでも帰れるようになっていた。
自分の家に帰る準備は嫌なくらい整っていて
連休の最終日
私はさよならも告げづに
若社長の家を出た。