期間婚〜彼と私の微糖な関係〜
「嫌なわけないっ‼」
ぼろぼろあふれる涙。
「良かった」
そう言って私の左手をとった彼は
今度こそ確実に薬指に指輪をはめてくれた。
「たくさん、すれ違ったのに…?」
「それはまたの機会にバカな弟もまぜて話し合おう?」
意地悪な千秋君の笑顔が瞼に浮かんで
私は思わず笑った。
「ちょこちゃん、愛してる。ずっと俺だけのもの」
「私も、あなたと出会えて良かった。」
ここが、会社で
しかも朝礼の最中で
みんなが騒ぎ立ててることも忘れて
きつく抱きしめられた。