夢色約束

数分後…


「香里奈!!」

怒ったような顔をした光が私の名前を呼んだ。


「お前は何やってんだよこんな時間まで!!」

そばに来て早々に怒鳴られるわたし。


「ごめんなさい」

私は謝る事しかできずに俯いた。


「はぁ…帰るぞ」


「…うん」

私はスッキリしない気持ちのまま怒る光の後ろを歩き、家に帰った。

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