夢色約束
「香里奈ー‼︎光くんー‼︎」

由羅がぶんぶんと手を大きく振っていた。


「ビーチバレーしよー‼︎」


「はいはい」

私たちは由羅たちのもとへ急いだ。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「つっかれたー」

由羅が両手を上げてそう言った。


「たくさん遊んだねー」


「いつのまにか夕方だもんな」

那月くんが笑って言った。


「でもまたプール行くんだろ?」


「「もちろん‼︎」」

由羅と那月くんの声が被る。


「ふふ、」


「じゃあ、また連絡するよ」

あ、そっか。

2人はこっちなんだっけ。


「わかった、待ってるね」

バイバイ

そう言って、私たちは2つの道に別れて行った。
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