隣のあなた。…運命の人と…


俺は車を走らせ、久しぶりに別荘へ来た
別荘へ来るのは久しぶり。
お袋が生きていた頃……
まだ俺が小学生だった頃だ。


いつでも使える様に
定期的に掃除とかをお願いしてある


久しぶりに紗織と飲むことにした
紗織はあれから飲んでない


「酔ったかもしれない…」


紗織はほんのり頬が赤い
初めて見る紗織に俺は少しヤバさを感じた


『そろそろ寝るぞ』


そう言ってソファから立ち上がるが
紗織は全く動かず、抱っこしてと言い出す


……酔うと甘えっ子になるのか?
……ったく。


俺は紗織を抱きかかえ、寝室へ向かった
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