そのままの君でいて
ある日 ジョーが 朝食を食べいると
「ジョー。家族に秘密は?」
母親が デザートのパイを切り出しながら ジョーに質問した。

「なぜ?」

ジョーは隠してはいなかったが ダウンタウンに行っている事は 話していなかった。

行くなと… 言われるだろう。

「最近帰りが遅いし。でも前より明るくなった…ガールフレンド?」

「アッハッハッハッ!」
ジョーは大笑いした…。どちらかとゆうと ボーイフレンドだと 思った。

「ネェ…ママ。ママは人を差別しないよね?」

母親はジョーの手を握る。
「もちろん」

「パパもしないよね。うちはみんなしないよね?」

「えぇ」

父も母も 差別されてきたほうだったから…

ジョーは 今 自分が仲良くつるんでいるのが 彼らだと知っても 両親は きっと 「差別」はしないと 思った…


「今度友達を連れて来るよ」

「あら!やっぱりガールフレンドね?楽しみだわ」

またもやジョーは 笑いを堪えた。

そして

「ボーイフレンドだよ」と 笑った。

母親は 悲鳴をあげた。
ジョーは また 笑って
「へい、マミー。ボクはノーマルだょ!」

ジョーは その日もまた、ダウンタウンへ繰り出した。


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