そのままの君でいて
村岡の元へ 内線電話がなる。

電話を切ると、
「ジョー。お客がきてるらしい。仕事の件は以上だ。明日から頼むよ」

恐らく 愛恵のマネージャーだ。

ジョーは 入口で、堺に呼び止められた。

「ジョーくん?」
「イエス」

「あ。これ愛恵さんからです。じゃあ、それだけなので」

堺は 紙袋をジョーに渡して すぐに 車にもどった。

ジョーは 一番近いマックに入る。

テリヤキバーガーのセットを頼んだ。


紙袋の中を確認した。

携帯電話のセットと手紙。

『ジョーへ

電話を受け取ったら、090×××××××に電話下さい。

愛恵』

英語で書いてあった。
ジョーは携帯の番号を押した。

「はい」

「ジョーだよ」

「良かった。無事届いたんだね」

「ありがとう。コレ」

「これでいつでも連絡取れるね」

愛恵は良かったと言って クラブの面接の件を確認した

「良かった良かった。すごいジョー。また帰ったらゆっくり聞かせて…今夜は朝方までかかる…」
「行ってもいい…?」
「これるの?そんな時間に…?」
「あいたい…」

「終わったら電話する…起きてたら、出て」

「OKわかったよ。頑張ってね」


一旦電話をきる。

愛恵を さっきのジョーの あいたい という言葉が とても 恋しいきもちにさせていた。


まだ11時…


長丁場だが とにかく乗り越えねば。

愛恵は深夜にも関わらす ほとんどNGも出さず 収録は以外に早く進む。
それでも 終了のメドがたったのは、深夜2時を過ぎていた。

愛恵は 15分の休憩に楽屋へもどると ジョーに電話をした。

すぐにジョーはでた。
「もしもし?」
「起きてるよ。もう終わる?」
「3時過ぎには終わるから、近くに来ていて」


電話を終えて、現場に戻り、仕事を終えて 彼女は帰宅した。

午前4時を過ぎようとしていた。
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