ラヴ・ラヴァーズ・キス
惚れないよ!

惚れるわけないでしょ!

っていうか、そこか!

心配してるのは、そこなのか!

けど、不覚にもぐいんっと耳まで熱がこもるのを感じる。

全く・・・

「ここだ。」

義父が足を止めて、私たちも立ち止まった。

目の前には、重厚な扉がある。

そこに、二人の店の人なんだろうスーツを着た男の人が立っており、

扉には見紛うこともない、黄金のドアノブがついていた。

おお・・・

何か、これだけで高級感あるよね。

「さぁ、どうぞ。」

ギィ

男の人、二人がドアを開く。

そして・・・

私は、目を丸くした。。。。。

いや、目を疑った。

ううん・・・

何かの、

間違いなのか・・・?

って、そう思った。
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