麗雪神話~青銀の王国~
ハルキュオネはちらりと、遠くで話し続けるセレイアとフリムに視線をやったあと、ディセルに視線を戻して苦笑する。
「それにしてもあの娘とあなた様がここに来ているなんて、思いませんでしたけれど。ご協力できて何よりだとは思いますが、まだ助け出さないのですか? 試練まで間がないというのに。
どうしたのです? セレイアに、声もかけないのですか?」
「ええと……それは、そのぅ……」
声を掛けたいのは山々なのだが、あんなことをしてしまったので、難しい。
けれどそれを説明はしたくなかった。
「あの娘と何かあったのですね」
「えっ……」
自分はそんなにわかりやすい態度をとっていただろうかと、ディセルは不安になる。
ディセルは何も言えずに息を詰めたが、ハルキュオネは次にさらなる驚きの発言をした。
「あの娘がお好き?」
「!!」
思わずぼっと赤面してしまい、その態度のあまりのわかりやすさに、ディセルは舌打ちしたくなる。大巫女がカマをかけただけだったとしたら、完全にディセルの敗北ではないか。
違うともそうだとも言えずに黙っていると、ハルキュオネが続けた。
「それにしてもあの娘とあなた様がここに来ているなんて、思いませんでしたけれど。ご協力できて何よりだとは思いますが、まだ助け出さないのですか? 試練まで間がないというのに。
どうしたのです? セレイアに、声もかけないのですか?」
「ええと……それは、そのぅ……」
声を掛けたいのは山々なのだが、あんなことをしてしまったので、難しい。
けれどそれを説明はしたくなかった。
「あの娘と何かあったのですね」
「えっ……」
自分はそんなにわかりやすい態度をとっていただろうかと、ディセルは不安になる。
ディセルは何も言えずに息を詰めたが、ハルキュオネは次にさらなる驚きの発言をした。
「あの娘がお好き?」
「!!」
思わずぼっと赤面してしまい、その態度のあまりのわかりやすさに、ディセルは舌打ちしたくなる。大巫女がカマをかけただけだったとしたら、完全にディセルの敗北ではないか。
違うともそうだとも言えずに黙っていると、ハルキュオネが続けた。