麗雪神話~青銀の王国~
「悪いけど本気で行かせてもらうわ。これ以上皆に霧を吸わせるわけにはいかない! ヴェイン、覚悟!!」

セレイアは槍を低い位置に構え、青幻獣を操ってヴェインに突進した。

驚くほどの速度が出た。

やはり青幻獣はただのプミールではない。

これならいける!

瞬間的にそう思ったのだが…

「おっと、速い速い、さすが青幻獣だね」

ヴェインはその速さについてきた。

さっとかわされ、舌打ちする。

ゴーグルも持っていない今は、長引けばこちらの不利だ。なんとしても早く決着をつけなければならない。

そうはいっても、相手は強敵だった。
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