麗雪神話~青銀の王国~
「…まあ、何か御用でもありますの?」
「用というほどのものではないんですけど…祝日なのに熱心に勉強なさっているなあと思って、嬉しくて」
レティシアはきれいな眉をひそめた。
「なぜあなたがそれを嬉しがるのです? 意味不明だわ。
祝日に勉強をすることくらい、王女として当然のことです。
わたくし、忙しいので、邪魔しないでくださる?」
「ああ、ごめんなさい」
確かに邪魔だと思ったので、セレイアはそれで退散することにした。
歴史書を手に席に戻り、ちらりと勉強に戻ったレティシアの姿を盗み見る。
彼女が今勉強しているのは、どうやら地理に関することのようだ。
世界の様々な国の詳細地図が広げられていた。
普段から飽きる程勉強させられているだろうに、休日にまで勉強するなんて…。
(それだけひたむきに、ラピストリを目指してるってことよね)
そんな王女には申し訳ない気がするが、セレイアは彼女の真逆だ。
ひたむきに、ラピストリになりたくないと思っている。
(次の試練こそ、必ず落選してみせるわ!)
「用というほどのものではないんですけど…祝日なのに熱心に勉強なさっているなあと思って、嬉しくて」
レティシアはきれいな眉をひそめた。
「なぜあなたがそれを嬉しがるのです? 意味不明だわ。
祝日に勉強をすることくらい、王女として当然のことです。
わたくし、忙しいので、邪魔しないでくださる?」
「ああ、ごめんなさい」
確かに邪魔だと思ったので、セレイアはそれで退散することにした。
歴史書を手に席に戻り、ちらりと勉強に戻ったレティシアの姿を盗み見る。
彼女が今勉強しているのは、どうやら地理に関することのようだ。
世界の様々な国の詳細地図が広げられていた。
普段から飽きる程勉強させられているだろうに、休日にまで勉強するなんて…。
(それだけひたむきに、ラピストリを目指してるってことよね)
そんな王女には申し訳ない気がするが、セレイアは彼女の真逆だ。
ひたむきに、ラピストリになりたくないと思っている。
(次の試練こそ、必ず落選してみせるわ!)