志ーこころー 【後編】



その堂々たる姿を、これでもかと目に焼き付けた。



なんだか、今のあたしにぴったりの木だと思った。


存在そのものが、異質。



きっと、ほかの人がみたら、こんなことは思わないのかもしれないけれど。




でも、あたしには分かってしまうのだ。



溶け込んでいるように見えて、実はそうではないことを。




< 30 / 55 >

この作品をシェア

pagetop