ころっとね。
「仕方ないだろ。大輝。自分たちの子供をくっつかせるのが父さん達の夢だったんだから。」

てへぺろ☆という勢いで私たちの父である塔矢が言う。

「海里も往生際が悪いぞ。うちは、お前一人だけ。塔矢んとこは大輝とはぐちゃん。必然的にはぐちゃんと結婚する事になるだろ?」

自己中心的な解説をしているこの人は塔矢の父である秋ちゃんだ。

「いや、だろ?じゃねぇよ。」

「…え、お前まさか大輝が好きなのか?」

まさかという顔で秋ちゃんが言う。

「…海里はそっちの気があるのか?」

同情混じりの顔でパパか尋ねる。

「……まじで?」


少し青くなりながら大ちゃんが呟く。



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