カフェには黒豹と王子様がいます
「なるほど、全体を小さくね.やっぱり琴ちゃんすごいわね~。ほら、マスター、作り直し!」

「はーい」

 なんとなく役に立っている感じがすごくうれしい。

 元子さんは試作のプレートからナッツのタルトをつまんで、生クリームをたっぷりつけて幸せそうに食べている。

 私と目が合うと、クレームブリュレを私にくれた。

「琴ちゃん、ご褒美」

「ありがとうございます!でも、いいですね、夫婦で頑張ってるって素敵」

「私はね、あの人が作るケーキにやられちゃったの」

 と幸せそうに笑う。なんだか理想の夫婦って感じがした。


 その後、ケーキを小さくしたプレートが出来上がり、見た目もこっちの方がおしゃれという事になり、プレートは完成した。


「みんなのおかげで何とかケーキフェアができそうです。ありがとうね」

 と言って元子さんは帰って行った。

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