カフェには黒豹と王子様がいます
「今日子とあんまり仲良くしてると、豊川、小野田に闇討ちされちゃうよ」
「や、闇討ちー?」
「だから仲良くなんてしてないってば!」
「あははは」
もう!何よ、優のやつ!
自分がちょっと幸せになってきたからって、こっちまでくっつけんな!
ちらっと香織さんを見ると、香織さんがあたしに手招きする。
「なに?」
「徳永さん、今度誕生日だって聞いたんですけど、何かしてあげたいなって思ってるんです。何をしたら喜びますか?」
「えーなんだろ。香織さんにリボンかけて「はいどうぞ」かな?」
「え?!」
「あはは、うそうそ。あいつはねえ、ああ見えてギュって抱きあってるだけの方が好きなんだよね。だから、抱きしめてあげたらいいんじゃない?」
「や、闇討ちー?」
「だから仲良くなんてしてないってば!」
「あははは」
もう!何よ、優のやつ!
自分がちょっと幸せになってきたからって、こっちまでくっつけんな!
ちらっと香織さんを見ると、香織さんがあたしに手招きする。
「なに?」
「徳永さん、今度誕生日だって聞いたんですけど、何かしてあげたいなって思ってるんです。何をしたら喜びますか?」
「えーなんだろ。香織さんにリボンかけて「はいどうぞ」かな?」
「え?!」
「あはは、うそうそ。あいつはねえ、ああ見えてギュって抱きあってるだけの方が好きなんだよね。だから、抱きしめてあげたらいいんじゃない?」