お嬢様の秘密ー番外編ー
−ユリside-


ーねえねえ一緒に遊ばない?


そう言ってきたのはクリクリした目が特徴の可愛い女の子だった。


「わたし………と?」


「ええそうよ。あなたよ。………だってあなた悲しい目をしていたから。」


そう言って眉を少し下げた。


「あなたの笑顔見てみたいの。」


そう言ってわたしを連れまわし始めた。



ーこれが私と夏菜の最初の出会いー




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