知られてはいけない
だって我らが王様にこんなこと言えるのって、冷君の家族か僕たちだけだもんー





送り主がものすごく気になるんですけど-!!






どうやらみんなもそう思ったみたいで、目をギラギラと光らせていた






蓮「おい、これ送ってきたやつ誰だよ!」







蓮君がそう言ったことで冷君はようやく、この状況に気がついたようで






・・・・ほんと珍しいなー






ここまで冷君が狼狽えるなんて
・・・いつもはどんなことにも冷静で動じないくせにー







・・・・よけい気になるじゃんかー!!






空「もー誰からなのさー!気になるじゃんー!!」







たまらず叫ぶと




晄「そうそ~冷斗にんなメール遅れるなんてな~
いったいど~ゆう関係なんだよ~」






ひかちゃんも乗ってくれた





ひかちゃんはー・・・うん。
そこ色気出すとこじゃないと思うんだけどなー





このメンバーって無駄に色気出てる人多いよねー






冷斗「・・・知り合いだ」






そんなどうでも良いことを考えていると
数秒考えるようにだっまったった彼は
顔を上げると、絶対的な低い声音で言い放った






それはもう、恐ろしく。
さも、これ以上聞くなとでも言いたげな顔で・・・







・・・・・・うん。聞かないよ、冷君






僕たちが王様に刃向かえるはずがないじゃないか・・・・







だから、だから・・・






その顔やめて-!!怖いから!ガチだから!みんなもちょっと青ざめてるから!






だから顔の整った人の方が怖いんだってー!!



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