君が冷たい理由。【完】
きっとすみれちゃんはお姫様役に推薦してほしかったのだろう。
だからそんなことを私たちに言ってきた。
だけど、容赦ない凜はすばっと切り捨てる。
「ま、まあそうかもだけど…っ」
少し悔しそうに席を立つすみれちゃん。
「そんな焦んなくたって次のHRでなにやるか決まるんだから気長に待てばいいじゃない」
お弁当を食べ、興味なさそうにすみれちゃんに言う。
「…凜、容赦ない」
私は一言そういうとお弁当に手をかけた。