君が冷たい理由。【完】

-2







食材や、器具を持って帰り凜たちのところに辿りついた。





「あ、おかえり~大丈夫だった?楓」


「うん。大丈夫だったよ」


「そうよかった。あ、みてみてこれ」






凜はワクワクしながら私にかまどを見せてくれた。




「これでカレーとお米作るんだって。さっきね先生に聞いたの」



「へえ!おいしそうだねっ」




凜のワクワクが移ったのか私もワクワクしてきた。




「楓」


凛と話していると後ろから陸に呼び掛けられる。


「ん?なあに?」



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