君が冷たい理由。【完】

-4






「じゃ、おやすみ」



「うん。おやすみ」





中に戻り、自分たちの部屋に入る。








そーっとドアを開けるとそこには突っ立って待っている凜がいた。





「…凜っ」



「遅い!!どこにいってたの!ばか!」





ぎゅっと私を抱きしめる。



「ごめん。心配させちゃって」



「全く。…で。なにがあったの?」





私から体を離しニヤッとする。









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