国は反転する
「はぁ。」
目が覚めたのは、やはり空の青い夜だった
まぁ、ミラから見たら朝というだろう
けれど、この国の王子としての俺からすれば、とても困ったことだった
小さい頃から、生活が逆転しているのをどうにか治そうとしたが治らず、
成人出来る今日の日まで結局、こうして夜に目がバッチリと覚めているのだ
「ミラ。ミラアブィ!」
いつもなら、呼んでくるのに。。
来ない
何故だ?
ふっと気づく
そうだ。俺は、捨てられたのだ