国は反転する


「はぁ。」
目が覚めたのは、やはり空の青い夜だった

まぁ、ミラから見たら朝というだろう
けれど、この国の王子としての俺からすれば、とても困ったことだった

小さい頃から、生活が逆転しているのをどうにか治そうとしたが治らず、
成人出来る今日の日まで結局、こうして夜に目がバッチリと覚めているのだ

「ミラ。ミラアブィ!」

いつもなら、呼んでくるのに。。
来ない

何故だ?

ふっと気づく


そうだ。俺は、捨てられたのだ


< 3 / 9 >

この作品をシェア

pagetop