私の好きな人

「辰也、大丈夫か…?」


いつの間にか隣にいた照が
心配そうな顔で俺を見て言ってきた


「……遥さんと遊んでいたんじゃなかったのか?」

「なに言ってんだよ?
辰也が部屋から出て行って三時間は経ってんぞ?

もちろん遊ばせてもらったけどよ…」


辺りを見渡すと、暗くなりつつあった


もうこんなに経っていたのか…


「……遥さんは、どうだった?」

「……いや〜
マジ遥さん最高だわ〜

何回ヤっても飽きないっていうか〜
気づいたら、こんな時間になってた」


照は満足そうに遥さんを抱いた感想を言ってきた


あのままでも使えるってことか…?
いや、ダメだな…

あんな拒絶反応出ていたら…
ある程度のヤツは簡単に落ちるかもしれないが…

気難しいヤツには、気分が悪くなるだけだ…


やはり…
昔の遥さんに戻ってもらうしかないな…

< 152 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop