今日こそ絶対に自殺します。
「ふざけるなよ……」
俺は顔を上げた。
「幸せになってもらいたい?
どうして光がそんなこと言うんだよ!
俺に幸せをくれたのはーーー
ーーー光じゃないか!!!」
「……っ!!」
光は一瞬目を見開いた。
だけどすぐに下を向いて首を振った。
「違うのたっちゃん…!!グスッ…
私は幸せなんて与えてない…!
たっちゃんが…グスッ…幸せを掴んだよ…!
ーーー私は…酷い人間なの……
ずっと嘘をついてきたの…グスッ……
たっちゃんに嘘をついてきたの……!!」
ーーーえ?
ーーーーー嘘?
光はその場にバタンと座り込むと、顔を手で覆ってさらに泣き始めた。
「たっちゃん…私、家族なんていないの」
「……っ!」
「おうちだってないの……」
「……っ!!」
「たっちゃんーーー」
彼女は涙でいっぱいになった顔を上げると、しゃくりあげながら言った。
「私……病気なの、心の……」