今日こそ絶対に自殺します。
そしてとうとうーーー
その日は来てしまった。
『たっちゃん、ごめんね』
俺の元に、そのメールが届いた。
俺は死に物狂いで病院に向かった。
何度も何度も道端で倒れた。
何度も何度も膝をすりむいたーーー
「待って……光…」
ーーー行かないで、光
ーーー俺の前から、
消えないでーーー
ーーー光…
ーーーバタン!
「………っ!!」
病室についたときには、もう手遅れだった。
「………」
光はもうーーー生きていなかった。
首を吊っていた。
苦しそうな顔をしていた。
「…………」
俺はーーー
光を救えなかったーーー