【完】サックスパートの日常




そして最後は和樹くん




男子組と言い合ってる和樹くんに話しかけるとそれはまた、すっごく複雑そうな顔をされました。



「また変なこと考えてるんですね。俺はメトロノームよりメトロノームを作った人の方がすごいと思いますが。」




正論?を返されて言葉に詰まる私と舞ちゃん。




「……頭が硬いから和樹くんなんてテストの順位三位止まりなんだよ。」




ナミちゃんがそう言うと和樹くんはため息をついた。



「やわらかくてもナミみたいに3桁だったら意味ないと思う」




和樹くんがそう言うと一緒にお昼ご飯を食べてた男子の一人がニヤニヤしました。


「そういや今回ナミ、103位だったんだって?ウケる。」



「うるさい!てかなんで知ってるの!このストーカー!」




そしてナミちゃんはその男子との喧嘩へ行ってしまいました。



ちなみにナミちゃんはいつもその男子と喧嘩してます。


前なんてお互いの足を無言で踏みあってました。その時はなんか怖かった。




「とりあえず、メトさまということで。」


私がそう言うと和樹くんは渋々頷きました。




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