闇夜に舞う蝶
この元気の塊みたいな人は私のお母さん。

とても美人なんだよねー


「そんなことより話って?」

「あ!忘れてたわ。
話っていうのは、舞蝶には学校に」

「い!や!だ!あんな人間ばかりのとこ。
いや。」

「逝く?行く?」(黒笑)

「っ!!い……行く。」

「よろしい。」


我が母おそるべし。


「世直し行ってくる。」

「はぁ。ちゃんと着替えていきなさい。」

「わかってる。」


ガチャ


学校とか。
どうしよう。

学校…

アイツ達元気かな。

いや、私がアイツ達の事心配できるたちばじゃない。


「着替えるか。」


私は世直しをしてる。

まぁ、繁華街へ行って悪い事をしている奴等を懲らしめること。

そこでは、「ブラッディバタフライ」と言われてる。

格好は、黒のパーカー、黒のズボンに、金髪に赤の瞳。

髪の毛と瞳は生まれつき。

でもお父さんたちは黒の髪に黒の瞳。

違うのには色々理由があるんだけどね。
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