闇夜に舞う蝶
バキッ!
グシャ
グチョ


気持ち悪。

てか、女の子大丈夫か?
これ見て。

「ふぅ。もう大丈夫だ。
こんな時間に1人で出歩くなよ?
ここら辺はくさった奴らばかりだからな。」

「は、はい!///有り難うございます!//」

「ん。早く帰りな。あっちの表を通りな。」

「はい!では!ありがとうございました!」


次はどこかな。



ブブブ、ブブブ、ブブブ



ん?電話だ。

誰だよ。

げ、お父さんじゃねーかよ。

こんな時間だと、仕事だな。


「はい。舞蝶です。」

『俺だ。暁組をつぶせ。
レイプ、薬などやってる。
全国No.6だ。
場所は○△町の3番地の本家だ。
今日は会合があるらしいから800~1000はいる。
1人で大丈夫か?何人か送るか?』

「大丈夫です。1人でいけます。」

『そうか。無理はするな。』

「わかりました」

『舞蝶ちゃーん!!けがしないでねー。
怪我したらお父さん泣いちゃー』


ブチ


お父さんは……まったく。

仕事中とプライベートのON/OFFに差がありすぎ。


さてと、行きますか。


着いた。
「ここか……」



ガッシャーン!!!

うわー、この門作り直した方がいいだろ。

ってもう壊しちまったけど
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