一途な彼と不器用彼女①


男にとって女がましてや好きなやつが近くにいたら理性ぶっ飛ぶもんだろ?


だからとりあえずソファーに寝かすとするか。


俺は蒼依を横抱き(お姫様だっこ)に抱きそしてソファーへと移す。


っては!?こいつ軽すぎるんじゃ...。


たぶんこれ40もないんじゃねーか?


ちゃんと食わねーと病気もなおんねーよ。


なんて俺が今呟いても拾うやつはいないんだけど。


とりあえずソファーに移してっと。


ストンッ...


蒼依「スースー」


よし、これで大丈夫だな。


それにしても蒼依の雰囲気っつーか考え方つーのか?


その辺が有紗に似ててさっきすげー驚いた。


有紗も自分が辛くても他人の事を気にしてたっけな...。


本当に自分の心配をしねーやつらだ。


でも俺はこいつの事を好きになってしまったからしょうがない。


なぁ有紗...お前に出来なかったこと俺一生懸命こいつにやるからだからお前も空の上から見守ってくれるか...?


なんてな...空から聞こえてくるわけでもねーしな。


でも今度こそは


陸「俺がお前を守る。
お前を絶対に死なせねー。」


そしていつか惚れさせる。


んであいつから好きって言葉聞きてーな...ニヤリ


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