一途な彼と不器用彼女①


私たちは人がたくさん集まる歩道を歩いていた。


人がなぜ集まるかはもうわかるよね。


星やボディーガードの3人がイケメンだからだよ。←あんたも入っているよ。


なぜかうちの会社、イケメン率が上がってしまってこういう風に外を社員つれて歩くとこうなってしまう。


なぜか男性も星達のファンらしい。←だからそれは蒼依のファンだよ。


なんて思っていると


「キャァァァ!」


と女性の声がした。


もしかしたら...と思い私は星を見た。


星も確信ではないが何かが起きたと思ったらしい。


蒼依「〈少し見てからいきましょ。〉」


ここはあくまでも外。


人がいる中だからこそ言い方にも気にしている。


他「〈はい、社長。〉」


まさか....あそこにあいつらがいるなんて。


今の私には知る由もなかった。


───


蒼依「〈すいません。
この騒ぎはなんですか?〉」


「〈あ、蒼依社長...///
じ、実はそこの路地裏で...。〉」


ふーん...この路地裏で喧嘩って言うわけね。


じゃあまずはとりあえずこの人達を避けないとね。


蒼依「〈ありかとう。
教えてくれて。〉」


「〈い、いえ!
って危ないですよ!蒼依社長!〉」


蒼依「〈大丈夫ですよニコ?
ジェン、ジヨン、トーマス皆さま方をどうにかしてくださるかしら?
星は私と一緒にきてくださる?〉」


他「〈わかりました、社長〉」


よし、じゃあ喧嘩とやらを拝見しに行きますか。


星「蒼依いくぞ。」


星の声で私たちは動き出した。


蒼依「〈失礼します、通してください!〉」


そしてジヨンとトーマスとジェンのお陰でどうにか道はできたけど。


これおかしくない?


なんで、6人で相手50人ぐらいで喧嘩しているわけ?


それも6人の後ろに1人の女の子いるし。


こりゃ勝ち目ないでしょ。


まぁーでもしょうがないね。


私もAホールに急がないとだしね。


蒼依「〈皆さんここで何しているわけ。〉」


星「〈この町を汚すやつはいらない。〉」


あ、久々星のスイッチが入った。


いつぶりだろ?


あ!組の時以来か。


「〈あ”?....ってあ、あ、蒼依社長!?〉」


?「あぶねーぞ!クソッ」


ん?どこかで見たことある顔。


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