一途な彼と不器用彼女①


蒼依「〈もしもし?〉」


?「〈久しぶりですね、紺野様。
ご無沙汰してますねー。
挨拶はこんぐらいにしときますか。
フフ...今回の要件は今私の横にぐっすりと寝ておられます子供2人がおります。
さぁこの子達をどうしましょうかねー。〉」


蒼依「〈ふざけないでくださる?
その子達には手を出さないで。〉」


?「〈ではこうしましょうか。
今から20分までに俺らの招待がわかりそしてここまでこれたら...そうですね。
お返ししても宜しいですよ?〉」


蒼依「〈もし20分までにこないなら?〉」


?「〈その時は...殺すしかありませんねー。
ではここまでにしましょうか。
検討をお祈りします。〉」


ブチッ


クソッ...!


なんでまた...。


ってこんな暇ないよね。


とりあえず星に連絡して...


夏々「なんの電話だったわけ?」


蒼依「あ、うん。別に。
あ、私少し出てくるから。」


ごめんね、夏々。


これだけは言えない。


あの声はどこかで聞いたことあるから。


それも5年前ぐらいに。


陸「どこにいく。」


蒼依「どこでもいいじゃない。」


とりあえず連絡するか。


そして私は星の連絡先を探し星に連絡する。


蒼依「あ、もしもし星。
少し悪いんだけど...ボソ)子供たちの居場所を探してほしい。」


星「なにかあったのか?」


蒼依「ああ、なにもなければいいんだけどな。」


星「とりあえずこっちで探してみるから少し待て。」


蒼依「ああ、頼むな。」


こうして私は星の連絡を待つ。


陸「おい、まだ話は終わってない。
どこにいく。」


蒼依「あんたたちには関係ない。」


もう時間がないからほっといてくれ。


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