一途な彼と不器用彼女①

*王覇に勧誘*

*陸side*




あの紺野蒼依の猫かぶり事件から1週間。


次の日詳しく紺野蒼依に聞こうとした。


でも聞くどころか1週間も学校に来ていない。



夏々「１週間も来ないなんて流石におかしくない？」



全校生徒はあの紺野蒼依が居なくなり嬉しがる奴ばかり。


俺らは？ってか？


俺らは…半々。


俺自身は何故猫被る必要があったのか不思議でしょうがない。


それに色々とやっぱり気になる。



潤「もしかして男の所かもな。
ほらプレイガールで有名だったわけだし彼氏じゃない男とヤってんじゃないのか？」



魁柊「それはないだろ？」



潤「わかんないだろ。
向こうは猫被っていたって言ったけどもしかしたらあれも猫被っているのかもしれないだろ。」



夏々「で、でも！
空良っちが言ってたじゃん！
『蒼依にもいろいろと事情があるから。
お前らが待っててやればいつか帰ってくる。
お前らはただ蒼依の事待っててやってくれ。』って！」