痛々しくて痛い
「広報業務が初心者である麻宮君と綿貫さんに、社内報を発行する主旨と、その流れを掴んでもらおうというのが主な目的ではあるんだけどさ」
その時間を利用して、染谷さんが講習内容を解説するつもりでいる事が分かり、さらに慣れている方が一人で準備した方が効率的だろうと考え直して、その場に留まった。
「俺自身も関わらなかった作業があるからな。この機会に、改めて勉強し直したいと思っている」
「いや、オレも深い部分までは分かってないですよ」
そこで大庭さんが言葉を挟んだ。
「デザイン会社に勤めてた時に社内報ももちろん手がけましたけど、オレの仕事はあくまでも『外観を整える』ことでしたからね」
「要するにビジュアル面担当ってことか」
「そうそう。当然、それを構成している記事の作成には関わっていなかったし、そのノウハウなんか全然身に付けてませんから。だからオレも文句なく初心者ですよ」
「お待たせ」
するとそこで準備を終えたらしい絹田さんが声を発した。
「じゃあ、さっそく始めちゃっても良いですか?」
「うん。よろしく」
「頼みますね、伊織さん」
染谷さんと大庭さんに続き、私と麻宮君も「よろしくお願いします」と声を発した所で、絹田さん作と思われるスライドを用いての講習会が始まった。
その時間を利用して、染谷さんが講習内容を解説するつもりでいる事が分かり、さらに慣れている方が一人で準備した方が効率的だろうと考え直して、その場に留まった。
「俺自身も関わらなかった作業があるからな。この機会に、改めて勉強し直したいと思っている」
「いや、オレも深い部分までは分かってないですよ」
そこで大庭さんが言葉を挟んだ。
「デザイン会社に勤めてた時に社内報ももちろん手がけましたけど、オレの仕事はあくまでも『外観を整える』ことでしたからね」
「要するにビジュアル面担当ってことか」
「そうそう。当然、それを構成している記事の作成には関わっていなかったし、そのノウハウなんか全然身に付けてませんから。だからオレも文句なく初心者ですよ」
「お待たせ」
するとそこで準備を終えたらしい絹田さんが声を発した。
「じゃあ、さっそく始めちゃっても良いですか?」
「うん。よろしく」
「頼みますね、伊織さん」
染谷さんと大庭さんに続き、私と麻宮君も「よろしくお願いします」と声を発した所で、絹田さん作と思われるスライドを用いての講習会が始まった。