Assassins
そうやってうろたえている間に。

「!?」

いつの間にか背後に来ていた松岡が、天巧星の頭を鷲摑みにする。

「銃だけが飛び道具じゃねぇってこった」

ミシミシと音を立てる、天巧星の頭蓋骨。

眼前が真紅に染まり、圧迫されたせいか、目から、鼻から、耳から。

顔中の穴という穴から血が流れ落ちる。

最期には、まるで柘榴のように。

天巧星の頭は爆ぜて血と脳漿を周囲にぶちまけた。

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