冷めてる彼氏✕冷めてる彼女
橘拓人は、鼻でハッと笑った。
「可愛くねぇよ?」
……。
「知ってる。」
「だよな。」
改めて橘拓人を見ると、私の予想は大幅に外れていた。
いつもはセットされている髪の毛は前髪を結んで後ろに流していた。
アクセは一つもつけていなくて、唯一腕時計をしている。
服装は……私と同じTシャツにスウェット。
色とかも結構被っていて、ペアルックみたいになってしまった……。
「てか…服装…。」
「私もそれ言おうと思った。」
お互い無言が続く……。
……
……
「食い物買いに行くか。」
沈黙を先に破ったのは橘拓人だった。
私はチャリから降りた。
「ん。」