きみが教えてくれた夏
プロローグ
私は夏が嫌いだ



照りつける太陽も、煩い蝉の声も



ずっとずっと嫌いで構わない



そう思っていた



なのに、きみはズカズカと私の中に入ってきて私を変えていった




きみは、私に本当の夏を教えてくれたんだ
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