続・祈りのいらない世界で
暫くして入場口に着いた2人は中に入った。
パーク内は、平日だと言うのに沢山の人で賑わい、聞き慣れた音楽が流れている。
ハロウィンを迎える時期だけあり、所々にハロウィンの飾り付けがされていた。
「わぁ…まさに夢の国!」
「埋め立て地だけどな」
「夢のない事言わないでよ」
2人は手を繋いで歩きながら、周りを見渡す。
「イノリ、イノリ!あれ欲しい」
「土産は荷物になるから最後だ」
イノリの言葉に渋々頷いたキヨはパンフレットを見ながらイノリと共に色々なアトラクションに乗った。
「たまにはいいね!2人っていうのも。恋人に戻ったみたい」
「…だな」
キヨがイノリに笑みを向けると、イノリもキヨに笑みを向ける。
「…ね。さっきからすれ違うカップルが着てるお揃いのTシャツ可愛いね」
キヨは、すれ違うカップル達がペアルックで着ているキャラクターのTシャツを羨ましそうに見つめていた。
「欲しいなら素直にそう言え」
「だって、お揃いのTシャツなんてイノリ着てくれないでしょ?」
「…確かに普段はぜってぇ嫌だけど……今日はいいよ」
「え!?本当にっ!?」
パァッと顔を輝かせるキヨの頭をポンと叩くと、イノリは笑った。
パーク内は、平日だと言うのに沢山の人で賑わい、聞き慣れた音楽が流れている。
ハロウィンを迎える時期だけあり、所々にハロウィンの飾り付けがされていた。
「わぁ…まさに夢の国!」
「埋め立て地だけどな」
「夢のない事言わないでよ」
2人は手を繋いで歩きながら、周りを見渡す。
「イノリ、イノリ!あれ欲しい」
「土産は荷物になるから最後だ」
イノリの言葉に渋々頷いたキヨはパンフレットを見ながらイノリと共に色々なアトラクションに乗った。
「たまにはいいね!2人っていうのも。恋人に戻ったみたい」
「…だな」
キヨがイノリに笑みを向けると、イノリもキヨに笑みを向ける。
「…ね。さっきからすれ違うカップルが着てるお揃いのTシャツ可愛いね」
キヨは、すれ違うカップル達がペアルックで着ているキャラクターのTシャツを羨ましそうに見つめていた。
「欲しいなら素直にそう言え」
「だって、お揃いのTシャツなんてイノリ着てくれないでしょ?」
「…確かに普段はぜってぇ嫌だけど……今日はいいよ」
「え!?本当にっ!?」
パァッと顔を輝かせるキヨの頭をポンと叩くと、イノリは笑った。