強面彼氏

ドライアーの髪を乾かす音がした。

少しするとドアが開いてしまる音が・・・・

豪君お風呂場から出たんだな・・・

じゃあ私も今度こそと立ってみると大丈夫だった。

そのまま脱衣所に行き体を拭きお泊りセットの中身を確認した。

そういえば最近お気入りの下着と部屋着、パジャマ、洋服がないと思ってたらここにあったとは・・・・

しかもお母さんよくわかってるよね（笑）

一番のお気に入りを入れてくれてる

まだここにいるなら部屋着着ておこうかな？と身に着けた。

あとはドライヤーを借りて髪を乾かせた。

お風呂場から出ると豪君が今度は氷の入ったお茶を準備してくれてた。

「ごめんなジュース系うちにないからお茶でもいいか?」と聞いてくれて

「お茶好きだよ」と言ってもらった。

のどが渇いててすごくおいしい一気に飲んでしまった。

その姿を見てた豪君がこういった

美奈は俺の前でもほかの人の前でもまったく自分を偽らないよな

素直っていうかだから俺は美奈のこと信用できるし安心する

裏切らないってわかるからと言いながら私を抱きしめながら髪を撫でてくれる。

頭の上からこんな言葉が聞こえてきた。

「美奈今更なんだけど本当にいいのか？後悔しないか？」と聞く豪君

本当に今さらだよと私が笑い豪君に答えた。

「豪君のそばにずっといさせてください」というと

嬉しそうな声が聞こえてきてまたギュッと抱きしめながら、俺との同棲もＯＫしてくれて・・・・

あの婚姻届出せばもう新婚さんになる

うん？何新婚さんて・・・

いやおばさんたちとは話がついてる

はじめに婚姻届は出しておいて結婚式は少したってからでもいいってことで・・・・

すみません…その話も聞いてないんだけど・・・

だから今言ってるだろ？

ＹＥＳかＮＯかどっちだと今さっきの優しい口調ではなくものすごい強面の顔で。。。しかも目が怖い

私はつい「うん、お願いします」と言ってしまった。

豪君は「よしえらいぞ！！と頭を撫であの強面の恐ろしい目から優しい目そして表情も優しくなり少し

ほっとした。

じゃあ後で婚姻届だしに行くぞ！！と言われ

そのまま私は豪君にお姫様抱っこされ寝室へ戻って行った。