幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
家に帰ると、玲音がいきなり飛びついてきた。
ううッ……
勘弁して、ホント……
「りりちゃん、最近おかしいよ?
どうしたの?なにか、あった?」
「ごめん、なんでもないっ。
すぐにご飯つくるねっ。
……つうか、離れろっ!!」
がっちりとホールドして離してくれない玲音を突き飛ばしてキッチンに向かった。
「りりちゃん、なにかあったの?」
「うっさい!!」
ダメだ……
玲音のことを意識しすぎて、まともに顔が見れない……
そもそもさ、
玲音と二人暮らしなんてしてるからいけないんじゃないの?!
別々に暮らしてたら、こんなに緊張することも、こんなに意識することもなかったんじゃないの?!
よく考えたら、全部お母さんのせいじゃん!!