幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
side/玲音
翌日、部活を終えてバス停からマンションへの道を歩きながら首をひねった。
最近、りりちゃんの様子がおかしい。
キレのある平手もとんでこないし、
目もあわせてくれない。
なんていうか、微妙に避けられてるような気がする。
今日も、"部活終わるの待ってて"って声をかけたのになにも言わずに先に帰っちゃうし。
もしかして好きな奴ができたとか?
いや、まさかな……
だって、りりちゃんの周りにそんな男いないし。
なぜなら俺が片っ端から排除しているから。
ひとりだけ排除しきれてない奴がいるけど…
でも、最近は道場に行ってるって話も聞かないし
りりちゃんに隠し事ができるとも思えない。
あれこれと考えながらマンションに向かって歩いていると、
エントランスの前に人影が見えた。
翌日、部活を終えてバス停からマンションへの道を歩きながら首をひねった。
最近、りりちゃんの様子がおかしい。
キレのある平手もとんでこないし、
目もあわせてくれない。
なんていうか、微妙に避けられてるような気がする。
今日も、"部活終わるの待ってて"って声をかけたのになにも言わずに先に帰っちゃうし。
もしかして好きな奴ができたとか?
いや、まさかな……
だって、りりちゃんの周りにそんな男いないし。
なぜなら俺が片っ端から排除しているから。
ひとりだけ排除しきれてない奴がいるけど…
でも、最近は道場に行ってるって話も聞かないし
りりちゃんに隠し事ができるとも思えない。
あれこれと考えながらマンションに向かって歩いていると、
エントランスの前に人影が見えた。