幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
逃げ出そうとするけれど

玲音の両腕にガッチリと抱え込まれて全く身動きがとれない。


「ずっとこうしていたいね♪
りりちゃん♪」


「ふざけんなっ!!」


そう言って軽く玲音にケリを入れようとしたものの…


ううっ……


なぜだか力が入らないっ……



「じゃ、りりちゃん、頑張ってくるね♪」



パッと私の体を離すと、

逃げるように部室に向かって走り去っていった玲音を見つめた。



なんだろ…


いつもの調子がでない。


玲音の唇が触れたおでこが妙に熱い…



軽い足取りで部室に向かう玲音をぼーっと眺めた。



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