みんなの冷蔵庫(仮)2
「エロ=変かどうかはわかりませんが、あなたは結構変な人です」


ナメクジが飲み口から出た顔?頭?をゆさゆさ左右に振りながら言った。


その冷静な口調に、私はしみじみ頷く。


そう。
そうよ。もっと言ってやって。

私以外の誰かが、京極に物申すのを見物するのはちょっとすっきりする。


「だって初めてです。ペットボトル移動してる時に、人間に追い抜かれてスライディングされたの」


ナメクジはそう言うと肩をすくめるかのように、ちょっと背中を縮めた。

追い抜く……

スライディング……

想像するだけで立派な変人よ。

< 314 / 354 >

この作品をシェア

pagetop