青い蝶
第五章

新たな仲間

狼より、こっちの方が有利になっていき。
やがて狼達は一匹のデカ狼を置いて、退散していった


『……やっ、やったぁ!!!!』


勝った美里達は10人でハイタッチをして喜んだ

でも、まだ終わってない・・・――――


「しかし・・。どうして暴れたりしたのでしょうか?」



いち早く冷静さを取り戻した、美里が残った疑問をそのまま口にした


「それは・・・」

それの答えを出したのは、おそらく、全てを知っていると思われる
まだらが狼に駆け寄りながら、口にした


「これです」
まだらが指差したところ……いや。
モノ。


よく見ると、巨大狼の手に木刀が刺さっていた
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