私はアイツが大っ嫌い!
ひとりはやだよ
それからの私の一人暮らしは始まった。





兄弟なんかいない私は






誰も頼る人がいなく。






でも生活費に心配する必要はなく







両親が亡くなったお金が入ってきたから。





バイトする必要もないし、






このお金で一生やって行けるほどの額はあった。






ずっとひとりで…怖くて。







そんな中、要と出会って。






ひとりじゃない毎日は楽しくて。






だけど要がいなくなってまた思い出した。






広い家にたった私ひとり。






帰ってもお帰りなんて言葉はない。






家も暗い。






私はこれからも…ずっとひとり。







「ひとりじゃないよ」







「え?」






私の目の前の男はそう言った。







「俺がいる」







「なっ…」






す、ストレートにあっさりと言いやがった…。






「あの男じゃなくて俺を利用してよ」






「え…」






「つまりこういうこと」






気づいた時には遅かった。





その男が私に…キスをしたから。




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