最強ヤンキーとおてんば美少女

プライベートビーチ

「うわ〜!!着いた〜!!!」



奈穂のプライベートビーチに着いた私たち



そこは広くて5人じゃもったいないくらいだった



「こんな広いプール初めて!!」



「姫歌、テンション高い」



「うるさいな〜豪邸に住んでいる蓮様とは違って私は貧乏なんです〜!」



「その蓮様っていいな。これからそう呼べ」



「奈穂〜部屋ってどこ〜?」



「おい、姫歌無視すんなや」



「相変わらず、姫歌と蓮は仲良いな」



「まあな。俺の嫁だから」



「あんた達、殴られたいの?」



「まあまあ、姫歌ちゃん折角の夏休みなんだし、楽しもうよ」



「奏くん、大変じゃないの?この2人といて」



「ははっ蓮は慣れてるからね〜矢島は変わったかな」



「変わった?矢島が?」



「うん。あいつ前は喧嘩友達しかいなかったのに今は笑いあえる友達がいるだろ?1年くらい前まではそんなことありえなかったな〜」



「そうなんだ…」



「これも姫歌ちゃんのおかげだね」



「私?なんで?」



「姫歌ちゃんみたいな女の子初めてだって言ってたよ、あいつ。俺が脅すと女はみんなびびるのにって」



「あははー…」



だってムカついたんだもん…

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