最強ヤンキーとおてんば美少女

新しい生活

「はぁ…」



見渡す限りヤンキーの中私はため息をつく



衝撃の再会をしてから翌日



私の気分は急降下



なんでかって?



「おい、俺らのクラス女子の偏差値高くね??」



「それ思った〜!まじでやべぇよな」



…これね



ヤンキーというかチャラい…



このクラスはハズレだな…



女子は可愛い子多いけど男子は…かっこいい人いるんだけど…なんかチャラいんだよね〜



私ここでやっていけるかな?



女子は仲良い子同士で固まっちゃうし



つまり、一人ぼっち



私はグループにいることが好きじゃない



中学の時に色々あったから



それから私はグループに入るどころか女の子も信じられなくなった



でも、友達がいなかったわけではない



ちゃんと一緒に笑ったりできる子はいた



けど、私が引っ越してからは一気に連絡がなくなった



まあ、所詮その程度の仲だったってことよね〜



もう1人でやって行くしかないのか…



「はぁ…」



「なにため息ついてんだよ?」



その声は…



「はぁ…やっぱり…」



「おい、やっぱりってなんだよ」



「別に…」



どこ見てもヤンキー…



「姫歌ちゃん、おはよう」

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