向日葵
大地は無理矢理脱がそうとした
バン!
奈津樹は大地を突き飛ばした
「最っ低!」
奈津樹は言い捨てた
「お前…俺のこと好きなんやろ?」
「はぁ?アホちゃん。次やったら殺す」
奈津樹は蓮の腕を引いて行った

「奈津樹大丈夫?」
「…期待した」
「え?」
「大地に話しかけられて…期待した。もしかして…って」
「そっか…」

いつになれば忘れてくれんねん…
もうしんどい

「でも…大地最低。ありえへん…もう無理やわ。大地…嫌いになれそう」
「そっか…。じゃあ」
「うん」

蓮は去って行った


もう…忘れなあかん…
絶対…

奈津樹は教室に行った

「奈津樹…」
「ん?」
「ごめんっ!沙耶…奈津樹の気持ち分からんのに」
「大丈夫やで。もう忘れたから」
「え…?」
「大地…嫌いになれそうやねん」
「そっか…」
「うん」
奈津樹と沙耶は久しぶりに、マックに行った

「久しぶりやなー」
沙耶はポテトを食べながら言った
< 28 / 39 >

この作品をシェア

pagetop